男の髪は、色にこだわるか、数にこだわるか。
若いうちは後者のことはあまり考えないでいいので、色にこだわるというのも多いけど。
まあ、最終的には数に落ち着くのが一般的ですよね。数がないと、髪型も選択肢が狭まってしまうし、そうなると色にこだわろうったって難しい。どちらかと言うと、「いっそ刈り上げてしまおうか…」という悩みになってきたり。
私の知り合いにもいます。見かけがあまりにも自分の「じいちゃん」に似ていたために、「隔世遺伝で30代にツルツルになる可能性がある」と、30歳そこそこから刈り上げてしまった男が。(普段から刈り上げておけば、その時が来ても目立たないということらしいかった)
他方で女性陣の方は、わりと高年齢まで髪の数をキープできる人が多いためか、色にこだわってますよね(もちろんその前提として髪型にも)。たしかに、白髪を染めたほうが若々しく見えるし。
数の心配があまりないからカラーリングで染める色が選び放題だなあ、と思っていたら。
なんだか最近は「ナチュラルな色がいい」というグレイヘアへのムーブメントもあるみたいで。何年か前から、「染めるのをやめました」という話を聞くようになったなあ…と思っていたら、女優のアンディ・マクダウェルがニュースになった。彼女の場合は、コロナでのステイホームもきっかけになったみたいだけど。なかなか興味深い動きで、数があるから若見せのために染めりゃあいいってもんでもないようで。
そうは言っても、やっぱり数があるからそういう話になるんだよなあ。
と思っていたら、実家の母がその「髪の数」で悩み始めたのを知った。そうか、女性陣にも数の悩み、何十年か遅れで来るんだね?
というわけで、やっぱりこの数へのこだわり、男女の別なくあるんだなあと思った。
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